泣かせ女

私、田舎育ちなもので、人ごみが大・大・大嫌いです。
Ｇ．Ｗ．も「何を好んで渋滞の中、出かけるのかねぇ～」と冷ややかな目でニュースを聞いておりました。
で、３月に予約していたアンジェラ・アキのコンサートがありまして、前日になって会場を見たらＮＨＫホール・・・。
で、「ＮＨＫホールってどこ？」って見たら･･････渋谷。
最寄の駅原宿。

この時期は全国の若人が集まり、最も行きたくない場所・・・・・・

で、本当は美術館に行った後に・・・などと考えつつも、うだうだとしていたらもう昼下がり・・・。他のところに行く余裕のない時間になってしまいました・・・・。
で、原宿を避けて代々木公園の方からＮＨＫホールを攻める作戦で行ったのですが、着いてみたら１番出口が閉鎖されていて、結局原宿回りみたいな感じに・・・・・。

マーフィーの法則を地で行く女・・・・

などと考えつつ・・・・。

で、肝心のコンサートの方は、初ＮＨＫホールだったんですが、やっぱりホールというだけあって体育館とは違います。
なんとなく、武道館が体育会系だとしたら、文科系で聴かせる感じです。それと、会場が狭い分、照明のバリエーションがたくさんあってさらに凝っていて、観客席でまぶしい思いをしたのは初めてかもしれません・・・・。
「ここが紅白の会場か～」「あれが審査員席か～」などと、別の次元で感動しつつ、記憶と目に映るものをマッピングしておりました。

コンサートの中身自体は、アンジェラもリラックスした感じで、ファンクラブ会員も多いみたいでした。
彼女の歌は、私小説的なところがあって、自分の裸身をさらしながら頑張っているような印象があって、最近はちょっと聴く方も覚悟して聞くところが辛い感じだったんですけれども、再婚を経て次のステージに入った感じで、マイナスの圧が抜けて良い感じでした。
世界も人も変化していくものなのだということ感じました。
それがよいところでもあり、寂しくもあり・・・。
コンサートが終わって、会場を出たら、未来のスターのたまごが一生懸命歌ってました。