てんがらもん
早起きして,ちょっと足をのばして朝一の回で見てきた「天外者」。
出発前にモタモタしてしまい,上映時間ギリギリに劇場に滑り込み,席に着くのと同時に上映開始。
演出の部分でいくつか引っかかる部分があったりもしたのだけれど,何を言っても空しい気持ちが勝ってしまう・・・。
最後の場面は,物語と現実がオーバーラップし,切なくなりました。
予算の都合なのか,史実を伝える方を優先したのか,事業家になった後生は,行間を観客に想像させて繋げた部分が多かったような気がします。
事業を軌道に乗せていく姿や,日々の生活の場面がもっと見たかったなぁ…。
エンドロール後に,後ろの方でパラパラと拍手が起こり,寂寥感増し増しでした・・・。
「私は夢のある未来が欲しいだけだ」って,本当に・・・。
(あなたには夢のある未来があったと思う)