能鑑賞

先日、前にチケットをとった、野村萬斎さまの出るチャリティ能があって国立能楽堂まで、狂言と能
を見に行ってきました。
S席自由で、前から３列目に座ったものの、萬斎さま・・・柱の影・・・。

でも、狂言は会話がわかるからまだよかった。

能では何言ってるかわからず、半睡状態に・・・
大鼓の人の手がみるみる赤くなっていって、大変だなあとか、「はっはっ」とか言うだけの人は、これが職業なんだよなあ、修行して入ったんだよなあ、この先栄転して楽器に行ったりするんだろうかとか、世襲制なのかなあとか、別のことばっかり考えていた。

一番よくわからなかったのは、狂言の前の「お話」として、大学の先生が20分くらいお話をされたのだけど、何が言いたかったのかよくわからんかった・・・。
なんか日本の神話は人間っぽいとかで、神話の中の性交渉場面なんかを例に挙げて話をしていた。
オチもなく、卑猥＆途中で話を忘れるわ・・・どうして「ここでお話なの？」・・・。

初めての能楽鑑賞だったけど、お着物の奥様がいらっしゃったりして、「はぁ～、大人の世界」でした。
初老のご夫婦がおそろいで鑑賞している姿もいい感じでした。

私には、能はまだ早かったかも。
「万作の会」の狂言だけの会に次からは行こうと思う・・・。