防災の日

今日は防災の日だった。
ラジオでは、特集番組を朝からやっていたし、各省庁では大規模な避難訓練を実施したらしい。
しかし・・・、市でも職場でも何もなかった。
防災関係者がそういえば一昨日、昨日と忙しそうにしていたけど・・・当日は、至って静かな一日であった。
防災グッズのセットとか、非難用地図とか、防災グッズが売れているらしいが、明日以降はどうだかなぁ・・・。

私の防災意識はとても低い・・・（非常食用に買った食料、何にもないなんでもない日に食べてしまったり・・・）。
阪神大震災と芸陽地震をちょっとだけ体験しているわりに低い。きっとこの「ちょっとだけ」というのがいけないんだろう・・・。

防災の日にちなんで、そういえばＡＥＤ（Automated External Defibrillator：自動体外式除細動器）の講習会の案内が来ていた。
私は昨年の第１回目の講習会に出たのでもう行かなくてよいのだが。

半年前の講習会では、２人一組になって倒れている人形を前に、通報から人工呼吸までのショートコントみたいなのをやらされた。

私：「あ、人が倒れている」
私：「大丈夫ですか？　あ、息をしていない、呼吸も停止している！！」
私：「１１９番、すみません○○の駐車場ですけど、人が倒れていて呼吸していません。すぐに来てください」
私：「救急用電話、すみません、○○の駐車場ですけど、人が倒れているのでＡＥＤ持ってきてください」
私：「すみませ～ん誰か来てください」
通行人役のペア：「どうしましたか」
私：「人が倒れていて息をしていません。私、心臓マッサージしますんで、人工呼吸お願いします」
通行人：「はい」

私：「風の中のすばる～草原のペガサスぅ～（注1：中島みゆき「地上の星」より、注2：このテンポが心臓マッサージに最適らしい・・・）」
ペア：「ふ～っ、ふ～っ（人口呼吸）注3：人工呼吸のときは感染症予防のため、ハンカチかタオルの上からおこなう」
私：「風の中のす～ばる～草原のペガサスゥ～」
ペア：「ふ～っ、ふ～っ」

第３の人：ＡＥＤ持って着ました。

＜ここから後は機械がしゃべるのでその指示通りにやる＞
①服をめくる
②パッチをめくり、指示通りに左肩と右胸下に貼る（電流が心臓を通るように貼る）
③通電しないように離れる
④ボタンを押す
⑤電流が流れる

＜機械が心拍を測定して、ダメだったら③④⑤を繰り返す＞
３回くらいやっているとそのうち救急車が到着するので、あとは救急隊員に任せる。
:

もう半年以上前の記憶だから不確かかもしれないが、だいたいこんな感じだった・・・。

コントと言えば・・・人前で上がってしまう人がいて、「ＥＤ、ＥＤ持ってきてください～！！」と叫んで周囲の失笑を買っている人もいた・・・。

ＰＴＳＤ（post-traumatic stress disorder）、ＬＤ（learning-disabled）、ＤＶ（Domestic Violence）とか・・・結構まぎらわしい縮約英語が多いからねぇ・・・

気をつけよう。一文字違いで大違い・・・