引き際
今日,高橋尚子が引退を表明した。
今日は朝から,株価が大暴落の日と重なって,なぜこの時期なのかと思ったけど,スポーツ選手って人生の早い段階で必ず競技生活にピリオドを打って,次の人生に行くことを決断する時期がやってくる。
研究職というのも,似たようなものがあるような気がする。
特に女性の場合は。
先日は,ノーベル賞で沸いていたけれども,女性であれをやろうと思ったら結構大変かもしれない。
外科の女医さんも,どうしても男性よりも体力的に劣るし,子どもも欲しいしで,外科をあきらめて世界の保健衛生を向上させる第二の人生を選択していた。
そう思ったら,向井千秋さんは,外科医師⇒宇宙飛行士で,第一も第二の人生もふつうの人の夢の職業についているわけで,ははぁ・・・・頭が下がります。
高橋尚子の引退会見を職場の食堂の夕飯を食べながら見ていて,「自分の場合はどうなのかなぁ」とふと思ってしまいました。
まだ生きている自分の情熱に自分で蓋をするのって,武士の切腹みたいで,勇気と決断力が必要だなぁ。