一瞬の重み
ホスピス病棟っていうのは、末期がん患者の方が治療を受ける病棟。
患者さんの中には若いお母さんもいて、子どものために手紙を書きためているのだという。
多分、お母さんの亡き後、お父さんが子どもに少しずつその手紙を渡していくのだろう。
多分、お母さんの亡き後、お父さんが子どもに少しずつその手紙を渡していくのだろう。
患者さんを親に持つ子どもは、思春期の年齢だというのに大人びてしまって、わがままを言わないのだそうだ。
体調がよくなって自宅に帰る人もいるけど、「また戻ってくるよ」なんて冗談めかして挨拶をして家に帰るのだという。
そこではボランティアは「またね」「今度ね」は禁句なんだそうだ。いつさよならになるかわからないから。
私にはとても勤められそうにありません・・・・
逃れられない事実というのはドラマの中の話ではなくて、現実にあって、その事実を前にした人たちの気持ちを思うと胸が詰まりました・・・。