あさって日記

ぷぷぷ、ぶつぶつ、げらげらをあつめたつぶやき日記。2日後更新。

一瞬の重み

病院のホスピス病棟でボランティアをしている人の話を聞いた。
お茶を出したり、本を片付けたりするボランティア。

ホスピス病棟っていうのは、末期がん患者の方が治療を受ける病棟。

患者さんの中には若いお母さんもいて、子どものために手紙を書きためているのだという。
多分、お母さんの亡き後、お父さんが子どもに少しずつその手紙を渡していくのだろう。

患者さんを親に持つ子どもは、思春期の年齢だというのに大人びてしまって、わがままを言わないのだそうだ。

体調がよくなって自宅に帰る人もいるけど、「また戻ってくるよ」なんて冗談めかして挨拶をして家に帰るのだという。

そこではボランティアは「またね」「今度ね」は禁句なんだそうだ。いつさよならになるかわからないから。

私にはとても勤められそうにありません・・・・

逃れられない事実というのはドラマの中の話ではなくて、現実にあって、その事実を前にした人たちの気持ちを思うと胸が詰まりました・・・。