見た目改善計画

　「人は見た目じゃないよ」とか，「外見よりも中身が大事」とか，「美醜で人を判断してはいけない」ということを学校では習ってきた。そして，理性的にはそれは是だと思う。

　だけど，やっぱり，感情のレベルでは（それは自動的に起こるものだから），美しい人に対して感じる感情（「気恥ずかしさ」や「高揚する気持ち」）は正直に出てしまうよね。

　オンライン会議とかで，面と向かって話をするときに，相手の方が容姿が優れているときには，「ニヤけるな私！」と奥歯を噛んで仕事の話に集中するときとかあるのよね。　

　自分がそう思うのだから，相手が自分を見たときに，「ひどいな」とか「顔出さない方がいいのに」とか，不快感を与えないようにしなくては。いやいや，そんな低いレベルの目標ではなく，相手が「ラッキー」と思えるくらいになりたいよね。。。

　そんなことを思ったのは，仕事が立て込んでいて，ストレスMAXで，何振りかまわず自分の時間を全体のために捧げているけれど，顔出し会議の映像で山姥みたいに映る自分がかなりひどくて，客観的にかわいそうだったのよね。。。

　そういえば，昔，バーベキュー大会の幹事になって，軍手に火箸，首タオル＋ジーパン＋トレーナー＝機能的な（汚れてもいい）服装で一生懸命に会の準備をしたのだけど，こういう「飯炊き女」よりも，会社帰りに友達に呼ばれて来たパステルカラーのきれい目OL風女子の方がバーベキュー大会に花を添えていたのよね（前にも書いたかも・・・）。

　「見ている人は見てくれている」ともいうけれど，もうこの年になると，見てくれているのは守護霊様くらいしかいないんじゃないか？と思えてくる（自分が満足だったら誰に見られようと見られなかろうと関係ないとも思うのだけれど）。

　そういうわけで，自分自身が美しい存在になるように，いろいろと断捨離を決行しようと思った次第でございます。そうしたら，そんな決意がどんな風にあふれだしてしまったのか，オンラインヨガのアプリ（有料）の広告にまんまとほだされ，１年の契約（5,800円）を申し込んでしまった（恐るべし，AI）。

　２日坊主の私に続くかどうかは，自分でも？？？だけれど，思った時がはじめ時よね。私はケチだから（そして，それほど拘束時間が長くないから），それなりに贅肉の断捨離が進むのではないかと期待しているわ（そう思うことが大切）。

そう思わせてくれた美しい人に感謝の念を送るよ