あさって日記

ぷぷぷ、ぶつぶつ、げらげらをあつめたつぶやき日記。2日後更新。

お誕生日プレゼント

昨日帰ってきたら,ポストがすごいことになっていた(ダイレクトカタログが集中して届いたらしい・・・)。で,そんなぎゅうぎゅうな中から,折れ曲がったハガキを発見。
キャンセルが出ましたので,ご招待いたします。是非ご来場ください。
こ,これは,10th Anniversary夢見るBSIのご招待券!!

8月だったか?食堂の前のポスターをみて応募したんだった。応募時すでにキャンセル待ち状態で,ダメもとで登録だけしておいたのが当たったみたい。
(出欠確認でもしたのかな?)

で,行ってきましたシリーズトーク脳と薬~幸せへの脳科学」。
本当は,その前の「脳と教育」の方が興味あったんだけど,それでも顔ぶれがすごかった。

池谷裕二さん(『海馬』『進化しすぎた脳』を書いた方。元体操選手じゃないよ・・・それは池谷幸雄・・・)
小黒一三さん(雑誌「ソトコト」の編集長。ロハスを最初に提唱した方)
香山リカさん(テレビでおなじみの精神科医
本田学さん(国立精神・神経センター神経研究所の方・・・よく知らなかったけどこの方のお話が一番驚いた)
理化学研究所分子生物学研究の研究員の方2名(この日のためにイケメンをそろえたのか??というような男前で賢い方々・・・うらやましい・・・いろいろと)

で,話半分,有名人見物半分で,18:30~21:00まで十分楽しませていただきました。

池谷先生は,見た目が若くて院生みたいでした。なので,進行役って大丈夫か?などとちょっと心配したりしていたけど,なんのことなく,やっぱり手慣れたものでした。
親しみやすく第一線の研究を紹介していらっしゃいました。同年代でもこうやって第一線でしっかり活躍している人がいるのね・・・とまじまじと見入ってしまいました。

小黒一三さんは,ラジオで声は知っていたのですけど,トークがかなり暴走してました。お医者さんたちに囲まれてちょっとかわいそうな気もしました。

香山リカさんは,テレビの顔じゃなくて,勤務医の顔の方をみたのかも。もしかしたら一般人にしたらキツイ感じの人の分類に入るんじゃないかな?なんて思いながら見てました。偉い研究医に囲まれてちょっとやりにくそうな感じで,頭をかきかきトークされてました・・・。

本田学さんは,全く存じ上げなかったのですけど,この方のお話が一番衝撃的でした。
「脳と薬」ということで,他の方は,脳神経活動と化学反応の話で病気とか薬の効き目の話だったんですけど,本田さんは情報に潜む危険性の観点からのお話でした。

思い出す限り書いてみると・・・,
現代社会の情報の中の音で(伝達速度とかの関係で)ばっさりとカットされている高周波(20Khz以上の人間には聞こえない音)が,実は人間の幸福感だとか満足感に関与する快楽中枢(A10)を刺激する音刺激だった。現代人のプチウツとか,精神的不健康さは,もしかしたら高周波のカットされた音に毎日の生活でさらされていることと関係があるかもしれない・・・というお話だった(と思う)。

その話で私が思い出したのは,来る途中のメトロで見たの乗客の光景だ。
たいてい耳にイヤホンをして何かを聞いていたりする人が多かったけど,ラジオから流れてくる音楽もCD音源だし,ipodで聴く音楽も,高周波バッサリ切り落としの音ばっかりだとしたら,毎日不機嫌に洗脳されているようなもの???

癒しのCD聴いてる場合じゃないかも。
いくらアーティストが心をこめて作品をつくっても,製品として欠陥があったら罪はなくても悲しいだろうなぁ・・・。

人間の神経活動って,ほんとうに髪の毛の先よりも微細な部分の変化で変わるみたいだから,ほんの些細なことでも変化につながるんだろうなぁ・・・・と,恐ろしくなりました。

いろいろと興奮して帰ってきたけど,帰路のお供は最初文庫本で,その後はiPod・・・(学習しない人・・・)。

キーワードはテグメンタ!

ひとつ賢くなりました(本当???)